利息が29%と非常に高く借金は減らないので、どうしたらいいの?
質問
40代の男性です。
消費者金融から500万ほど借り入れをしています。
まだ半分も返していないのですが、利息が29%と非常に高く、払っても払っても借金は減りません。
このまま払い続けなければならないのでしょうか?
答え
利息制限法と出資法
大変高い金利ですね。
その利息は払わなくてよくなるかもしれません。
利息の制限は利息制限法と出資法という法律で定められているのです。
払った利息が法律の制限を超える場合は、返還請求が出来るのです。
契約による利息は、元本10万円未満ならば20%まで、10万円以上100万円未満ならば18%まで、100万円以上ならば15%までと規定されているのが、利息制限法です。
これを超える利息を支払っているのであれば、元本に充当されます。
それでも余計に利息を払っていた場合は、返還請求ができます。
このように、初回の支払いから計算をやり直す事を、引き直し計算といいます。
それでは、何故、消費者金融などは規定以上の高い利息で営業が出来ているのでしょうか?
それは、利息制限法を違反したとしても、処罰の対象外だからです。
処罰されないので、ほとんど守られていないのです。
グレーゾーン
しかも、借主が利息制限法を上回る利息を任意で支払うのであれば、利息制限法の規定に関わらず有効な利息となってしまいます。
かといって、どんなに高い金利でも許されているわけではありません。
出資法という法律が処罰の対象となる利息の上限を設けているからです。
貸金業では29.2%がその上限です。
違反者は5年以下の懲役もしくは、1000万円以下の罰金です。
そして、利息制限法の定めている利息の上限と、出資法の定めている利息の上限の間を俗に「グレーゾーン」と呼んでいます。
グレーゾーンの間で利息を設定していれば、罰則の対象から逃れられるのです。


