毎月の返済ができなくて、債務整理の手続きを弁護士さんに依頼しましたが...
質問
6社から借り入れがあります。毎月の返済ができなくて、債務整理の手続きを弁護士さんに依頼しました。
返済がストップとなり安心していたのですが、給与が振り込まれる銀行の口座から引き落とされていました。
来月も引き落とされてしまうのでしょうか?
答え
債務の相殺
すぐにでも口座の残高をゼロにしておくか、給与の振込み口座を変更してください。
このままの状態にしておいては、債務に充当されてしまう可能性があります。
このような場合の事を法律用語で「相殺」と呼んでいます。
多くの企業では、給与を郵便局や銀行へ振り込んでいるでしょう。
金融業者への返済を、自分の銀行の口座から自動的に引き落としていて、それと同じ口座へ給与が振り込まれているケースは、事前に改めなくてはいけません。
給与振込口座を変えない限り、毎月の給与が振り込まれるたびに相殺されてしまうことになります。
債務整理をして返済が止まっても、相殺されてしまっては全く意味がありませんし、生活に大きな支障となってしまいます。
債務整理を行う場合
相殺は禁止されていて、弁護士が債権者に対して、引き落とした金額の返還請求をすれば全額戻ってきます。
債務整理を行う場合は、自動的に引き落としで返済している業者がないかどうかよく確認してください。
そして、その口座にはお金を入れないようにしてください。
解約しておくのがベストかもしれません。
余談ですが、この「相殺」(そうさい)という言葉、あまり耳にしませんよね?言葉の意味をあげておきましょう。
・貸し借り、損得などを互いに消しあってゼロにすること。
・相反するものが互いに影響しあって、その効果などが差し引きされること。
・(法)二人が互いに相手方に対して同種の債権を持っている場合に、相互の債権を対当額だけ消滅させること。


